注意


当ブログは成人男性向けPC用ゲーム(いわゆるエロゲー)のストーリーについてを取り扱っております。

18歳未満の方の閲覧はお控えくださるようお願い致します。

記事はゲームの主要なストーリーについてを記載してありますので、重大なネタバレ要素を多量に含みます。

作品の記事について、未プレイの方及びプレイ予定の方の閲覧は自己責任でお願い致します。

特典内容やゲームについての細かい質問等があればコメントにどうぞ。
『ノラと皇女と野良猫ハート2』応援中♪

2012

08

06

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古色迷宮輪舞曲 ストーリー

古色迷宮輪舞曲 (yatagarasu)
2012/7/27

応援バナー サキ 600x150
©yatagarasu

(注意)
ゲームのコンセプト上予備知識を得た上でプレイされた場合、娯楽性を大きく損ないます。
プレイ予定の方は閲覧を避けて頂くよう、強く推奨いたします。


キャラ設定等はHPに詳しいのでそちらで確認を。(テキスト:13141字)

(注意)

このチャートはストーリー上の展開を優先して記述してあります。
例えばゲームを通常進めた場合二日目夜には行人が事故にあいますが、物語の連続性を維持する為に一部の分岐イベントを物語の大筋に沿って添削補正してあります。
変色文は物語上の事象跳躍の場面と場面の組み合わせを表しています。
ご注意ください。



<1 day>

名波行人はその日も先輩の姫野美月と共に、古宮舞が店長を務める喫茶店「童話の森」で、始めたばかりのアルバイトに精を出していた。
その店に差出人の記入もない奇妙な木箱が送られてくる。怪訝に思いながらもそれを開ける三人。
その中にはまるで人形のような姿かたちの少女が入っていた。
やたらと口の悪い彼女は、行人の不吉な未来を彼に告げる。いわく、一週間で死ぬという行人の狂った運命は、周りの人間にも悲劇を振りまくと。

サキと名乗るその少女は、喫茶店に来ていた行人の幼馴染の相羽和奏とその友人の桐原一葉にも、先ほどと同じ警告を言い渡す。
元々行人ともそれほど仲の深いわけではない和奏は冗談と受け取ったのか、鼻白んだように店を後にする。
疑いの目を向ける行人にサキは、舞がティーカップを落とすという予知をする。そしてその通りになった後、コインの裏表を十回連続で当てる。予め知っていたというサキに、空恐ろしいものを感じつつも行人はその言葉に惹かれていく。
彼女は自身に関する記憶がないことを明かしそれが、行人の運命の輪が狂っている為であり、行人と周囲の人間そして自身の為にそれを元の正しい形へと戻さなければならないと告げる。
そんなサキを、舞は一週間の間店で預かることを決める。

行人は美月とその妹の美星と共に家路につくが、その途中危うく車に轢かれそうなところを美月に助けられる。

<2 day>

翌日和奏からサキの話の触りを聞いた親友の橋倉卓也と雑賀恭平が店を訪ねてくる。
突飛な話ではあるが、行人の為に注意して話を集めることを約束する。
噂で昨日通り魔が現れたのだという卓也に、先立って店に来ていた一葉が、それは自分が出くわしたことであることを告白する。昨日の店の帰り、黒い影のようなものが突然現れ驚いて転んでしまったことを級友に相談したところ、それが一日で広まったのだという。

店を閉める時間になり、昨日と同じく美月は妹の美星と帰っていく。
行人はしばしサキの相手をした後退店するが、その帰路非通知の電話がかかる。それを取った行人だが、受話器を叩くような音だけが聞こえる無言電話だった。
そして帰宅した行人が見たものはアパートが燃え落ちる光景だった。
難を逃れた行人に、友人から話を聞いたという舞から着信が入る。喫茶店に呼び戻された行人はしばらく店に住み込むことを勧められ、その好意に甘えることになる。
部屋を整え店に降りた行人は、副業の原稿を書いている内に眠ってしまっていた舞を起こし、部屋で眠るよう促す。

その夜、行人は夜の廊下に人が二歩分歩くような音を耳にする。

<3 day>

学園には行かず店を手伝う行人。サキの持っていたぬいぐるみが破れてしまい、それを直す糸と布を二人は買いに出かける。
その途中行人は財布をすられてしまい、サキを置いて犯人を追いかける。しかし犯人は二人組の窃盗グループであり、行人は殴られた上で捕まってしまう。
隙を見て財布を取り返し逃げ出した行人だが、追いつかれる寸前で卓也と恭平、美月に助けられる。
サキが店まで戻り三人を呼んできたことを知った行人は、サキに礼を述べる。

店に戻った行人は卓也や和奏にそれぞれ変わったことが起きていないか尋ねる。特に異変はないという皆に、行人は引き続き情報を集めるように頼む。
閉店後の店内で行人はサキと情報を整理する。その矢先、行人の携帯に和奏から、一葉が駅のホームで誰かに押され落ちかけたというメールが入る。

夜になり、行人はサキが男爵と呼ぶぬいぐるみを預けられ、修繕を命じられる。行人が励む中、再び三歩分の床が軋むような音を聞きそれを確かめようとする行人だが、またもやかかってきた無言電話に遮られる。

<4 day>

行人の発案で二人は学園の通学路へ向かう。
行人の運命の輪の内側にいる候補に共通するものとして、舞以外は全て学生ということから、サキのいでたちに注目する学生たちの内に不審な人物はいないかということだった。
学友たちに会うものの、特に変わったこともなく二人はケーキを買って店に戻る。

サキは自らが送られた童話の森それ自体に因縁を感じることを指摘し、店を調べることを提案する。
美月と舞に聞いたところ、サキが入っていた木箱がいつのまにか消えていたことに気づく。
次いで更衣室に入ったところ、サキは自身が鏡に写らないことを行人に初めて明かす。自身のことを半分生きて半分死んでいる半霊のようなものだと推測するサキ。
鏡に手を触れていたサキだが、離れようとしたところ突然手を何かに引かれ、サキを抱きかかえた行人も鏡の中へ引き込まれてしまう。

鏡の世界に渡った二人は店の中を調べるが、全てがガラスのような質感であること、こちらではサキが鏡に写ること、店の外には出れないことがわかる。
ホールにいた二人はそこで妙な物音を聞く。サキを鏡に引き込んだ人物であることは明白で、二人は更衣室に戻る。
二人は一つ一つのロッカーを開いていくが行人のロッカーから現れた黒い影が、包丁をサキに向ける。ホールから護身用に持ってきたまな板のお陰でサキは無事だったが、黒い影は更衣室に二人を閉じ込めてしまう。
更衣室を再度調べる二人だが、そこで再びサキが鏡に引き込まれる。そこで扉を開いた黒い影に猛烈に迫られるが、事なきを得て二人は無事に現実へ戻った。

その後、美星が舞を訪ねてくる。話を美月にさえ聞かれたくない様子の美星。二人は更衣室に移動してしまうが、その後をサキがつけていく。
サキに聞いたところ、美星は自殺と保険金についての質問を舞にしていたという。
夜になり、行人はサキと共に足音のなる午前零時を待つ。その日もやはり一歩分増えた四歩の足音が起き、廊下を見た行人の目に入ったのはあの黒い影だった。
サキに叫ばれ、部屋に戻り扉を硬く閉ざした行人。影が部屋に侵入することはなかった。

<5 day>

翌日二人は輪の狂いと黒い影についての情報を集める為、行人と一葉に危険が降りかかった現場を巡る。
気にかかるのは、二日目と三日目にかかってきた無言電話だった。電話がなければ帰宅が早まり火事に巻き込まれたやもしれず、階段の黒い影に行人は独りで相対していた。
改めて考えれば行人を守るようなその行動だが、受話器を叩くような音が、サキの紅茶を注文する際のテーブルを叩く音と似ていることに行人は気づく。
心当たりがないというサキだが、鏡の中から彼女を引っ張り出した手にその行動と似通うものを感じる。

いつものように学友たちが店に集まる中、サキは一葉から黒い影について聞き込む。行人は和奏と卓也、恭平と共に更衣室へ移るが、そこで説明をしようと鏡に触れた行人が再び引き込まれる。三人がかりで引っ張り事なきを得るが、その際サキの声で油断するなという一言を聞く。
ホールに戻る四人だが、それまでサキは一葉と共に一度も席を離れていないという。顛末を聞いたサキは、鏡の手を見た和奏は行人の運命の輪の内に、目に映らなかった卓也と恭平は輪の外にいることを断じる。
そして聞こえた声がもう一人の自分のものであるという。自らを鏡から引き出した手も、サキと同じように体温のないものだった。
サキは舞に命じて、もう一人の自分に対して、情報を共有すること、存在する理由とその目的を行人の側に伝えることをチラシに書き上げ、それを店内に張りつける。

五日目にして本物の怪異であることを悟った学生一同。本格的に防衛策を講じる必要に迫られ、一葉は和奏の家に移り、卓也と恭平は好意から行人と共に店に泊り込むことを決める。
サキは午前零時の黒い影を捕らえることを考えるが、卓也と恭平が軽傷を負い失敗してしまう。

<6 day>

翌日行人はもう一人のサキから接触を受ける。サキに気取られぬよう公園まで来いといったものだった。
一緒にいた一葉と共に公園に向かった行人だが、サキはベンチに座った二人に振り向かないよう注意し、一葉にいつものようにケーキを買いに行かせる。
独り残った行人にサキは、多少の変化はあるものの狂った運命は依然変わっておらず、定められた道程を進んでいると告げる。二の句を継げないでいる行人に、自分の名前を呼ぶようサキは頼む。
名前を呼んだ行人だが、その次の瞬間にはサキは霞のように消え去っていた。

卓也と恭平は昨日行人が使った、影の行動を掴む為の糸を買ってくる。前日は刃物で釣り糸が切られた為、ワイヤーとピアノ線が用意された。
夜になり店中にワイヤートラップを備える行人だが、ぬいぐるみの補修といい自身はこれほどまでに器用者だっただろうかと違和感を拭えない。
その時美月から携帯に電話がかかる。美月は電話口に美星が自殺したことを語り、その後を追う。
茫然自失として二階まで上がった行人にサキが説明を求めるが、そこでもう一人のサキから電話が入る。
その指示の通り、目の前のサキを自室に押し込め舞の部屋へ向かう。そこには舞ともう一人のサキがいた。

二人の自殺の理由を問いただす行人にサキはトランプのカードを見せる。見覚えのない行人に対して、サキは行人に記憶の引き継ぎがされていないことを疑問視する。
混乱する行人にサキは、朝に言った通り運命の大筋に変化は起きておらず、この時点での二人の自殺も何度か繰り返されたものであると告げる。
そしてサキは自身について語り始める。

この七日間が終わればサキは振り出しの木箱の中に戻る。その時点では行人と同じく記憶を持たないが、男爵の人形の中にカードが仕込まれており、恐らくいつかの行人が修繕の際に入れたものであろうがそれをマーカーとして記憶の引き継ぎが行われる。
カードをサキが見た瞬間、このもう一人のサキが運命が決まり振り出しに戻る前に事象を飛び越える。
その時点でサキは世界に二人となり、もう一人のサキは舞とそこで出会う。
舞だけは二人の区別がついており、このもう一人のサキの髪が赤く肌は温かく色づいて見えるのだという。二人のサキは完全に同一の個体ではないとサキは推測するが、彼女自身にも舞だけがなぜそのように見えるのかはわからないという。
ゆえに毎回舞には接触し、二人のサキが直接相対しあうことにより起こると推測されるタイムパドラックス、最悪消滅さえ考えられることから、二人のサキと面識があることを舞には固く口止めしたのだという。
そしてこのサキはカードを仕込んだ行人を探していると漏らす。行人もまたこの七日間を繰り返しているであろう故に最初にカードを見せたのだが、行人はその言葉に聞き覚えがあった。
最初に木箱を開けた時にサキに聞かれた、行人がこの事象を経験するのは何度目という問いだったが、その時点でのサキには記憶がないはずであり、違和感を覚える行人。
そんな行人にサキは美月が死んだことからこのままでは行人が死ぬのも確実であり、事象を遡る方法を知っているなら実行するよう促す。
それを持っていない行人にサキは、ならば可能性を信じてこのまま進めば記憶を綴る自分がそれを次の事象に活かすと励ます。

舞の部屋から出た行人だが、店の中にいるはずの皆の姿が見えない。その上仕掛けられていたほとんどの糸が外されていた。
そこで不意に美月の携帯からかかる電話。激しく動揺しながら電話を取る行人だが、拍子抜けするほど普段の美月の声だった。
その電話の通り店の扉に仕掛けられるワイヤーを解除する行人だが、そこで人形のように抑揚のない美月に首を抑えられる。
すんでのところで腕を振り払った行人は店に入り予備のピアノ線で防御を固める。
そこにもう一人のサキが現れるが、再び美月の襲撃を受ける。全てのピアノ線をかわされ腕にナイフを突き立てられる行人。そして行人の苦痛の声を聞いたのか店の外からはサキの声が聞こえてくる。それこそが美月の目的だった。
美月も繰り返しの記憶を保持しており、美星が自殺するという狂った運命の輪が元に戻らないと判断した彼女は、二人のサキの邂逅によるタイムパラドックスと運命の輪の再構築に希望を託すようになったのだった。

事象と事象の切れ目(ゲーム内表現ではフロールートの終わりとリスタート間の空間)に飛ばされた行人はそこでサキと出会う。
サキは運命の輪が新しく再構築されることを予測し、そこにはもはや自分はいないであろうことを告げる。この結果を謝罪し、行人との出会いに感謝するサキ。
しかし行人は次の事象でもサキを必ず見つけ出すことを約束する。

<三月ウサギ1>

世界が再構築された先で、行人は美月に出会う。
美月は美星の自殺の運命を変える為に、輪の中の七日間に他人を殺すことでその運命量を奪い、輪を壊した後に自殺の原因を生んだ事象まで遡ることが目的だった。
行人と同じく記憶を引き継いでいる為、サキを見つける手がかりを持っていることを示唆し、共闘を持ちかける美月。行人は美月と手を組むことを決める。
もう一人のサキを観測する為には和奏が鍵になるが、彼女は運命量的に不安定であり、それを安定させる為には一葉の運命量を使用する必要があるという。
まずは一葉に干渉する為、二人は三日目に一葉が駅で黒い影(美月のこと、事象を細かに移動することで存在が揺らぎ影の姿として認識される)に襲われる事象に移動する。


<2nd:1 day>

名波行人はその日も先輩の姫野美月と共に、古宮舞が店長を務める喫茶店「童話の森」で、始めたばかりのアルバイトに精を出していた。
その店に差出人の記入もない奇妙な木箱が送られてくる。怪訝に思いながらもそれを開ける三人。
その中にはまるで人形のような姿かたちの少女が入っていた。
やたらと口の悪い彼女は、行人の不吉な未来を彼に告げる。いわく、一週間で死ぬという行人の狂った運命は、周りの人間にも悲劇を振りまくと。

サキと名乗るその少女は、喫茶店に来ていた行人の幼馴染の相羽和奏とその友人の桐原一葉にも、先ほどと同じ警告を言い渡す。
元々行人ともそれほど仲の深いわけではない和奏は冗談と受け取ったのか、鼻白んだように店を後にする。
疑いの目を向ける行人にサキは、舞がティーカップを落とすという予知をする。そしてその通りになった後、コインの裏表を十回連続で当てる。予め知っていたというサキに、空恐ろしいものを感じつつも行人はその言葉に惹かれていく。
彼女は自身に関する記憶がないことを明かしそれが、行人の運命の輪が狂っている為であり、行人と周囲の人間そして自身の為にそれを元の正しい形へと戻さなければならないと告げる。
そんなサキを、舞は一週間の間店で預かることを決める。

行人は美月とその妹の美星と共に家路につくが、その途中危うく車に轢かれそうなところを美月に助けられる。

<2nd:2 day>

翌日和奏からサキの話の触りを聞いた親友の橋倉卓也と雑賀恭平が店を訪ねてくる。
突飛な話ではあるが、行人の為に注意して話を集めることを約束する。
噂で昨日通り魔が現れたのだという卓也に、先立って店に来ていた一葉が、それは自分が出くわしたことであることを告白する。昨日の店の帰り、黒い影のようなものが突然現れ驚いて転んでしまったことを級友に相談したところ、それが一日で広まったのだという。

店じまいの時間になり、夜道を二人だけで帰すわけにもいかず行人は和奏と一葉を送る。
アパートに帰宅した行人は翌日は学校へ行くことを決める。

<2nd:3 day>

教室へ入った行人だが、自分の机の中にキューブパズルのようなものが置かれていることに気づく。
卓也は幅広い学友に、恭平は教師へ。それぞれの人脈を使って情報を集めてくれていたが、はかばかしい成果はなかった。
放課後、和奏と一葉と下校する行人。
行人はキューブパズルのことを和奏に説明しその開錠を頼む。その手のものを大の得意とする和奏だが、その彼女をもってしても難解な代物だった。
行人はとりあえず、箱を一葉に預ける。

その後店に卓也と恭平も合流するが進展はなく、昨日と同じように行人は女子の二人を送る。
駅で一葉と別れるが、突如その背後に黒い影が沸く。一葉の勘違いや見間違いなどではないことを悟った行人と和奏は彼女の背を追う。行人は美月との合言葉を引き出し、ここで記憶の上書きが行われる。

黒い影によって線路に落とされた一葉は直後やってきた電車に轢かれてしまう。その余りの悲惨さに覚悟を揺らがせる行人だが、その直後唐突に事象が転移する。
ホームに駆け込んだ時点に戻された行人は、線路に落ちる直前に一葉を抱きかかえホーム上に転ばせる。
その拍子にか、寄木細工の箱が消えてしまう。行人自身は何かが潰れるような音を聞いていたのだが、線路上にも見当たらず黒い影が回収していったのではと推測する。

店に戻った行人だが、そこで学園の制服に身を包んだ赤い髪の少女に出会う。まるでサキのような言葉遣いであり、舞は彼女を咲と呼び行人の妹だという。事態が把握できず混乱する行人に、咲はアメリカの父の元から日本に戻ってきたばかりであり兄との二人住まいに難色を示す。
咲はかつての行人のように童話の森に泊まる。

その夜、美月から咲に関して身の上の知識を教わり、計画に沿って一葉の携帯に電話をかける行人。作られた関係が一歩近づいてゆく。

<2nd:4 day>

学園からバイトにきた行人は、更衣室で美月と会う。鏡の世界や階段の足音も美月の仕業でありサキとの距離を縮める為のものであったこと、鏡の世界は輪の事象とは関係なく現実に繋がったもう一つの世界であることを説明される。
そして一葉と共に更衣室に移動した行人は、美月に抵抗することなく鏡の世界に飲み込まれる。

鏡の世界に落とされた二人だが、そこで行人は自身に向けられる一葉の好意を予め知った上で、鏡の中から戻れた時は自分を好きになってほしいと告げる。
そしてその三時間の間美月はなんのアクションも起こさないでいた。不審に思った行人は鏡に触れた先の事象の狭間で、一葉に事象を超える運命量が残されていないことを美月に告げられる。
その為に一度和奏に死んで貰い、運命量をやり取りする必要があるという。行人はその止めを刺すことを命じられる。
和奏を刺した後、行人は鏡に戻り一葉を現実へ連れ出す。そこでは和奏の行方を知る者はいなかった。
行人は一葉に住所を聞かれ、その夜彼女の訪問を受ける。彼女を抱き、全ての準備を整えた行人。

<2nd:5 day>

翌日学園は、和奏が姿を消したという噂で持ちきりだった。
舞が警察へ聴取に向かう為に閉められた店内に独りでいた行人だが、そこに咲と一葉が現れる。一足先に二階へ行ってしまう咲。
残された一葉は行人に、和奏について何かを知っているのではと問われる。それにあえて肯定を返した行人は、和奏を助けたいかと問う。
それに頷いた一葉に、行人は必ず助けると言い残し、この世界の一葉に別れを告げる。

<三月ウサギ2>

事象の狭間で美月は一葉の運命を手に入れたことを確認すると、行人に三日目の世界に飛ぶことを命じる。
一葉に預けていた寄木細工を和奏に渡し開かせることが必要であり、その中にはサキに繋がる答えがあるという。
その行為に美月の利益が見て取れない行人は、その目的を問いただす。
美月は再びタイムパラドックスを引き起こすつもりであり、輪を元に戻せる保証はないがやらなければ始まらないと告げる。
それは美星を救うことに必要な七日間という時間を越える為だったが、行人は協力するのは箱を開くまでと告げる。
その行人に、記憶の引き継ぎがされている可能性のある咲には注意するよう警告し、美月は事象を超えて消えた。

<3rd:3 day>

一葉を電車に乗せて帰らせた直後に、行人の意識は移動する。目の前には自身が殺した和奏とは別の和奏がいた。
行人は和奏に寄木細工の開錠を改めて頼んで別れる。
その後美月の警告を思い出し店に寄った行人。そこで咲と会うが、前回過ごした二週目の世界と変わらない会話を聞き、記憶を持っていないと考える。しかしその直後咲に行動の真意を問われ、記憶を引き継いでいると確信する。

<3rd:4 day>

翌日も寄木細工と格闘を続ける和奏。根を詰めすぎた和奏は気分転換に一葉と咲と共に散歩に出かける。
しかし和奏は店の前で、いつかの窃盗犯たちの乗る車に轢かれてしまう。一葉から得た運命量を使い、行人は直前の事象へと戻る。
和奏を生かす為、行人は一葉にあの時の約束を告げる。犠牲になることを命じられた一葉は和奏の身代わりとなった。その内情を知る咲は行人を激しく罵倒する。
一葉を失い茫然自失となった和奏に、行人はその経緯を明かす。到底納得し得る話ではない様子ながらも、箱を開けることだけはかろうじて同意する和奏。だがその箱が店から消えていた。
激しく拒否反応を見せていた咲のことも考えられたが箱のことは知らないはずであり、行人は残りの二人を追う。
美星は箱が美月からかつて贈られたものであり、美月に開錠方法を教えないのかと問う。それには沈黙で答える美月。

行人の家に泊まることになった和奏は、行人と今の彼はまるで別人だという。行人は別の事象から来たことを説明し、血塗れの自分が同じであろうはずがないと漏らす。

<3rd:5 day>

夕方に差し掛かった頃、ついに和奏は箱の開錠に成功する。中には封筒に入った写真が一枚あった。
しかしその写真を見せまいとして店を飛び出す和奏。それを追い押し倒した行人は、和奏の言葉通り自宅へ向かう。

その写真をトリガーとして少なくとも、行人も経験した前二周分の記憶を引き継いだ和奏。サキのことも前回の事象で行人に殺されたことも知った和奏は、写真を見れば行人が行人でなくなると激しく抵抗する。
和奏を階段に突き落として殺し写真を奪う行人。それを見た瞬間、行人は三日目の事象へと飛ばされる。
そこで行人は記憶を引き継いだ和奏に出会う。
写真には咲が写っており、そしてその手にはサキの持っていたウサギの男爵のぬいぐるみがあった。
やはりサキは咲だった。妹の咲がいる限りサキは現れず、咲を犠牲にすればサキは消える。サキを見つけてもタイムパラドックスが起こり、再び振り出しの日に戻る。
それでも行人はこの狂った輪の中を巡り続けることを選び、和奏に別れを告げる。

正常な理性を持ってしては考えられないことであり、もはや行人は自分というものを捨てかけていた。

<三月ウサギ3>

サキのことを知った行人に、美月はこの先は好きにするよう告げる。
行人は美月と美星との関係を知ることを条件に、改めて美月に協力することを願い出る。二人は和奏と一葉、咲を殺し続けることでサキを見つけ出し、タイムパラドックスを起こし続けることを決める。
その先に輪が元に戻る可能性があると賭けて。

<4th:4 day>

事象を移動した行人は美月と共に、自殺の相談をしているであろう舞の部屋に茶を差し入れに行く。(機軸となる二周目の世界では行人は一葉と共に鏡の世界へ行っていた時間の直前)
そして美月は舞から、美星が3年は前から生命保険をかけていることを知らされる。それはこれまでの事象では起きてこなかった舞からの告白だった。

<4th:5 day>

行人は美月に彼女と同じく事象を遡る能力があることを明かし、自殺の原因の除去になぜ事象を移動しないのかと問う。
それに対して美月は他人の運命に対して大きな影響があること、一度起きてしまったことを後で覆せる余地は少ないことを、過去の経験から語る。そして行人に対して、自身が力を使おうとした際は止めてほしいと望む。
その言葉に行人は頷いた。
(彼女が三月ウサギの記憶を引き継いでいない理由は明確に説明されておらず謎。以降の文脈からは、この事象が美星の自殺する最初のもの。もしくは、三月ウサギ3での通りに記憶の引き継ぎがなく介在のない平行の事象を、三月ウサギにあてがわれたもの?いずれにせよこれまで機軸だった二周目の事象ではない)

夜になり美月は美星から、行人も目にしたあの寄木細工の箱をいらないと投げつけ返される。
その中には古い紙があり、中には正の字が20個あった。数字の100、ならば自分が過去をやり直した数だと美月は漏らす。
美星は母の再婚相手に虐待を受けており、美月はその現実を変えようと過去を100度繰り返した。失敗の果てについに母と養父との関係を崩壊させ、二人は親戚の家に保護された。
しかし美星は記憶を引き継いでおり、100回の失敗は彼女の呪いとなっていた。
現実を変えることだけを追い肝心の妹自身を見ていなかったと悔やむ美月に、舞は美星の行動は恨みだけからきた行為ではないと励ます。

<4th:6 day>

翌日、この事象の美月を止めればタイムパラドックスが起こり三月ウサギが現れなくなることを確信し、行人は決意を新たにする。
しかしそれとは裏腹に、美月と美星との間の連絡が取れない状態が続く。行人は一度目の世界の六日目に美月から電話を受けた際、風を切るような音と共に飛び降りるようなやりとりがあったことを思い出す。
夜になりようやく美星から電話が入り、場所は学園屋上と判明する。鍵の閉じられた扉を前に、行人は直前の過去に戻りピッキングツールを調達し、その扉を開く。

しかし美星は止められず、美月もまたその後を追うところだったが、行人は扉のノブにまいたワイヤーを使い美月を支える。
事象をやり直すか問う行人に、美月は弱くかぶりを振る。生き残った彼女は舞を置き捨てることはできなかった。
そしてパラドックスが起き、もう一人の美月は消える。美月にこのような可能性が残っていたことは、三月ウサギにとっても予想外のことだった。
狂いの因果を一つ片付けた行人は次の事象へと移動する。

<5th=0th:1 day>

名波行人はその日も先輩の姫野美月と共に、古宮舞が店長を務める喫茶店「童話の森」で、始めたばかりのアルバイトに精を出していた。
その店に差出人の記入もない奇妙な木箱が送られてくる。怪訝に思いながらもそれを開ける三人。
その中にはまるで人形のような姿かたちの少女が入っていた。
これが何度目かの事象かを、いつかのように聞く少女。
行人はようやく彼女を見つけ出した。狂いの因果は消え、元凶を断つ為の旅が始まる。

行人は現在の一日前にあたる咲の帰国日に移動する。
咲をマンションに招き入れるものの、行人は七日間以前の妹への記憶を、咲はサキの記憶を持っていない為、会話らしい会話もない。しかしその時、バイトの面接を受けにいっていないことに気づき、行人は急いで家を出る。
流れ通り合格した行人は帰宅後、男爵のぬいぐるみの片耳がもげていることを指摘される。かつて咲のアメリカ出国時に行人がつけた傷だという。
いつかのことを懐かしく思った行人は、それの修繕を請け負う。再び。

<5th=0th:2 day>

店の面子と学友たちの反応を窺う限り、記憶の引き継ぎは誰にも見られなかった。
家では咲と無難な生活をこなし、ぬいぐるみの修繕に手をつける。

<5th=0th:3 day>

修繕した男爵のぬいぐるみも返し、以前の事象とは比べ物にならないほどの平穏な日々が続く。しかし自身と咲が記憶を引き継いでいるという歪みがはっきりと見えており、このままでは何もできないまま七日目の死を迎えてしまうと行人は焦りを見せる。

<5th=0th:4 day>

学園に登校した行人は和奏から、咲が質問攻めにあって辟易としているということを聞かされる。
家に帰った咲は確かに気落ちしていたがそれは学園だけのせいではなく、行人のいうサキに無意識の内に張り合おうとしていたからだという。
そんな咲に行人は、トランプタワーを作りもし失敗すれば好きなものを買うという遊びを提案する。咲は古物屋で見つけた懐中時計を希望したが、その特徴はサキが首から提げていたそのものだった。
そのことに行人は、咲がサキになるのは確かで、その切欠にこそ輪の狂いがあることを確信する。
行人はトランプを崩し、咲を勝たせる。

咲の就寝後、行人は男爵のぬいぐるみの中にハートのエースのカードを仕込む。

<5th=0th:5 day>

夜、突然の高熱に倒れた咲。症状の激しさに救急車を呼んだ行人だが、解熱剤も効かず入院を余儀なくされる。
原因は恐らく、前日のトランプを仕込んだことにより運命が動いたせいであろうと行人は予測する。後は懐中時計を渡せば、妹を犠牲に運命の輪は正常に戻ると踏んだ行人だが、その意味するものに苦悩する。

<5th=0th:6 day>

昼にショッピングモールで懐中時計を買った行人はそれをぬいぐるみと共に病室の咲に届ける。そして自分を呼ぶ合図と称して爪で叩くあの合図を教え、因果を埋め込んでいく。
そのさなか咲は行人に、倒れる直前に銀髪の自分を見たと明かす。それを聞き、兄を引き止める妹の声を振り切り病室を出る行人。

サチを追い辺りを駆け回る行人だが、その姿を捉えられない。そうこうする内にも面会時間の終わりが迫り、一度病院へと戻らざるを得なくなる。
病室で咲は、行人の行動が何を意味するのかをすでに悟り、それを拒めはしないがせめて兄としての言葉をほしいと嘆願する。それに行人もついに、妹を犠牲になどしたくないという本心を吐露する。
咲はサキの持たない自分だけのクオリアを得る為に、行人に抱いてほしいと告げる。

死期を悟った咲は行人に、長居は不要だとして輪を戻す役目を果たしに行くよう促す。病院を抜け出した行人の携帯に、咲の容態が急変したという連絡が入ったのはまもなくだった。

<運命の輪>

そして行人は妹の死が最後の鍵であることを理解し、咲がサキを見たという時間へ飛ぶ。
最後の最後にどうしてか事象跳躍を行えない行人。突如舞から電話がかかり、それは行人が全ての役目を終えたからであり、今一度誰でもない何者かの助力で行人は過去に飛ぶ。

サキと出会いパラドックスにより高熱に苦しんで死んだ咲が、やりなおしたいと願ったその出会いの事象こそが輪を狂わせた原因であった。やりなおす度に咲と生まれたばかりのサキが出会いパラドックスが起き続けるその場所に入り込んだ行人は、今一度誰でもない何者かに願う。

病院を出た直後の事象に戻り全てを理解した行人は、サキも向かっているであろう舞のいる場所へ向かう。
童話の森に入った二人。行人は舞から赤い布を渡され、その意を汲み縫い始める。
その合間にサキは舞に話を求める。
舞はまず自分のことを、自らの世界から小さな箱庭の世界を俯瞰する観測者、外の世界の住人であると説明する。そしてもう一人、舞と同じように行人の視点を通して彼を導いた観測者がいたことも明かされる。

そして美月が合流した店に、三月ウサギからの贈り物が届く。中身は一発の銃弾が込められた銃。
観測者たる帽子屋の楔から、行人を開放する為の銃弾だった。
それを使い、行人は現在の観測者と混じりあった意識から彼自身の主観を取り戻す。

ここから輪を戻す最後の試みが始まる。それにはこれまでに起きた全ての運命を再現する必要があり、事象を跳躍できる人物はそれをなしていく。
観測者の助力の下、行人はタイムパラドックスを起こさないよう慎重に、一日目から始まる運命を綴っていく。

だが六日目、やはりあの狂いの事象で咲はサキに気づいてしまう。観測者により舞の元へ飛ばされる二人だが、そこで咲がまだ病院で生きていることを舞から聞かされる。
驚く二人だが、どちらにせよ咲の運命量は尽きようとしていることを美月は告げ、舞はそれを戻してやる必要があるという。
病室で咲に張り付いている本来の行人は美月が三月ウサギの演技で引きつけ、その間に二人は病室へ入る。
パラドックスを起こさないよう咲の目を閉じさせたサキは、生死が半々となった自分の命を咲に与え、そして消えていく。咲は生きたいと強く願い、閉じられ狂った世界は事象を超える。
そして、輪が元に戻ったことを感じた美月は、ついにこの七日間を超えてあの場所へと戻る。

咲の影であるサキ。記憶を引き継ぎ事象を繰り返してきた行人。二人は狂いから生まれた産物であり、本来の事象にはいけず、消滅するはずだった。
その刹那に感謝と別れを告げ、二人は自らを包む光に身を任せた。

<兄妹の行き先>

帰国後のストレスからか、熱で寝込んでしまっていた咲。夏休みの時期にもなり学園生活にもようやく馴染んできたようで、和奏や一葉と共に店を訪れていた。
高熱を出していた時に見ていた夢。とても長く悪い夢だったが、二人は現実に戻ってきたことを確かめ合い、そして平凡な日常に戻ってゆく。

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